JFS-B規格 Ver.3.0に改定コンサルタントインターナショナル株式会社
一般財団法人 食品安全マネジメント協会は、2022年3月31日に、JFS-B Ver. 3.0を公表しました。今回の改定は、2020年に改定したJFS-C規格Ver.3.0とJFS-B規格文書を整合させること、さらにHACCP要素をCodex食品衛生の一般原則2020の内容を踏まえることが主な目的となっています。
その中でも、Codex食品衛生の一般原則2020で改訂された内容への対応として、
・許容限界に妥当性確認が求められている
・重要管理点では管理できない重要な危害要因を、より注意が必要な危害要因として一般衛生管理(GMP)の中で管理する
ーの2点が大きな変更箇所となっています。
これらに対応するためには、危害要因分析の見直し、一般衛生管理(GMP)で管理しないといけないより注意が必要な危害要因の明確化及びその管理方法をHACCPプラン同様に決める必要があります。
2023年1月1日からはVer.3.0による監査が行われます。 改定作業は思いのほか時間がかかるため、早いうちからVer.3.0改定対応に着手することをお勧めします。