AS9100(航空宇宙)コンサルタントインターナショナル株式会社
AS 9100(JIS Q 9100)はいわゆる産業固有の規格です。この規格の策定に主に携わったのは米国の主要航空宇宙メーカーの購買や品質部門の責任者であり、サプライヤー・チェーンを通して欠陥を減らし、品質を継続的に改善し、顧客満足度を向上することに主眼が置かれています。
当社では航空宇宙産業における特殊工程や製品に対する国際的な認証制度である「Nadcap」のコンサルティングも同時に実施しております。
この規格の策定の背景としては、これまでは納品先の顧客ごとに異なる品質上の要求事項や規格に適合する必要があったところを、規格を一本化することで要求事項や関連文書を少なくし、サプライヤーの監査に掛ける時間を削減することが挙げられます。
AS 9100の最新版は改訂A(Revision A)と呼ばれるもので、ISO 9001:2000に航空宇宙産業固有の要求事項を盛り込んだものです。
9100取得のサプライヤーにとっての意味
1.航空・宇宙・防衛産業への参入の必須条件
2.OASIS登録で全世界の航空・宇宙産業に認知
3.海外から引き合いの可能性
4.国際認証制度の信頼性で顧客の審査が軽減
5.航空宇宙産業に必要なマネジメントシステムの構築
各国の航空宇宙品質システム規格
●IAQG(International Aerospace Quality System)
Nadcapとは
【Nadcapとは】国際航空宇宙産業における特殊工程や製品に対する国際的な認証制度です。米国のNPOであるPRI (Performance Review Institute)が審査機関として認証を行っています。航空宇宙関連のプライムメーカー(三菱重工やボーイング、エアバス、GE、Honeywell等)が参加しており、プライムメーカー各社がサプライヤーに発注する製品に特殊工程が含まれる場合には、製造委託の条件としてNadcapの認証取得を義務付けているケースが少なくありません。
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CIIでは、お客様の状況に応じた各種のコンサルティングプランをご用意しております。